(この写真は本文と関係ありません・・・カミさんがつくった娘の弁当です。)
昨年までのキャンプと違い、今年の春にブログを始めてから
キャンプへ出かけると写真を撮りまくるようになりました。
1回行くと100~200枚は撮るので、お蔵入りとなる写真もたくさんあります。
そんなわけで、キャンプシーズンの終わりにあたり
せっかく撮ったのに使われなかった写真の中から
1ヵ所1枚ずつ選んで振り返ります。
まずは、星に手のとどく丘キャンプ場からスタート。
キャンプ場へ向かう途中、国道から麓郷方面への裏道に入って走ったところで
十勝岳連邦の残雪をパチリ。
ジンギスカンうまかったなぁ。
次は、ポロシリ自然公園オートキャンプ場。
このカラフルなボールの上に娘を乗せて、
両手で持ち上げてトランポリンのように弾ませて遊んだのが
えらく気に入ったようで、汗だくでヘロヘロになるまで繰り返した。
次はカムイの杜公園キャンプ場。
キャンプサイトから坂を上がって行くと
だだっ広い静かな草原が広がっていた。
こっちにテント張ってボーっとしたいなぁ。
次はカムイコタン公園キャンプ場。
「カムイ」つながりでここにしたわけではないけれど。
とても暑い日で、日中はたくさんの行楽客が来ていたが
夕方になると、我が家のほかには焼肉グループが一組だけ。
日が暮れる前に薪拾いに精を出した。
次はレイクサイドパークのとろキャンプ場。
あいにくの天気だったが、サイトはとても気持ちよかった。
遠くから眺めるこの植栽が、アメリカ西海岸を思わせる雰囲気!?でパチリ。
翌月ふたたび訪れたときには、同じアングルで素敵な夕陽を眺めることになった。
次は本別町静山キャンプ場。
ここは、サイトのすぐそばを水遊びもできそうな川が流れているが
キャンプ直前の雨のために水遊びはお預けだった。
でも他の遊び道具が盛りだくさんで飽きることなし。
次は望洋台キャンプ場。
そのロケーションがあれば、他に何もいらないよ。
と言いたくなるほど心地よく、
何もしないでくつろぐだけで幸せだった。
↓メルとともにまったり海を眺めるの図。
次はふたたびレイクサイドパークのとろキャンプ場。
同じ年に同じキャンプ場に行くのは異例のことだったが
甥っ子たち家族や爺ちゃん婆ちゃんとの大所帯で快適に過ごすには
最高だった。
このときは天気にも恵まれ、パークゴルフも大勢だとまた一段と楽しめた。
↓あれれ、クラブは振り切っているけどボールは何故か足下のまま・・・
次はうらほろ森林公園キャンプ場。
ウサギとタップリ戯れた後昼寝をしてしまい、
目覚めてから夕闇迫る中を、娘と展望台まで上ったときに
オートサイトを写した1枚。木が生い茂ってよく見えない。
次は判官館森林公園キャンプ場。
うらほろ森林公園が思った以上によかったので、
ここは「森林公園」つながりで、狙って行ったところ。
狙いどおり散策路があり、散歩が楽しめた。
この先をもう少し行くと、そこには絶景の判官岬がある。
次は札内川園地キャンプ場。
こう見ると味気なくも見えるが、
立派な炉とテーブル・イスもあり、とても機能的。
今シーズン唯一のバンガロー泊も、この設備のおかげで快適だった。
次は道立オホーツク公園オートキャンプ場てんとらんど。
管理棟に室内遊技場があるのはとても大きな魅力だった。
特に冷え込み厳しい時期には。
それにしても100人くらい集まっても大丈夫でないか と思われるほどの
広~いキャンプファイヤスペース。
我が家が泊まった夜は貸切でよかった。
もし100人のキャンプファイヤが始まったら、
我が家はどこかに避難するだろうなぁ。
最後は士幌高原ヌプカの里キャンプ場。
はじめてのソロキャンプ決行の地。
朝方に立ち込めた霧は
焚き火を味わいながらひとりの時間をまったり楽しむのに
素敵な演出となった。
と、これで今シーズンのキャンプは終了。
今、年賀状をつくるために撮りためた写真からピックアップしていますが、
後ろから撮った写真が多いです。
ブログ用写真に偏り過ぎかもです(^ ^;)
気がつけばカミさんと娘の後を追うようにしてカメラを持って歩くという
そんな場面が多かったかもしれません。
これからは、もっともっとバランス重視で行きますよ~!
いよいよキャンプシーズンも終盤。
すでにカミさんと娘から「今年は終了宣言」をされていた。
ならば、ひとりでプラっとキャンプへ出かけるのもいいなぁと画策。
士幌高原へ出かけることにした。
以前から、アルミ缶さんのブログ「North Breeze 」を見ていて、
一人でパッと出かけて焚き火を楽しむというスタイルに
いいなぁ~。と羨望の思いを抱いていた私。
ソロキャンプは初体験で、ソロ用の道具も持っていないので、
車中泊をすることにした。
なので、車を横付けして過ごすことができ、適度に近場で、
見晴らしの良いところで、帰りに温泉に入れるところを条件に
行き先を考えたら、士幌高原がいいなということになった。
最初は、近場の河原でもいいかなぁと思っていたが、
「そんなところで焚き火やってたら、近所の人が驚いて消防に通報するかもよっ!
気がついたら『消防車に囲まれてた』なんてシャレにならないでしょっ!」
とカミさんが心配するものだから、やはりここは無難にキャンプ場にすることにしたのだ。
当日は午前中の用事を終えて、昼食を食べてから出発の準備。
ひとりで好きなことをしに行くのだから、カミさんに手間はかけさせられないなぁと
ゴソゴソ荷物を引っ張り出して用意する。
イスやテーブルやランタンなど「外系」の準備はすぐ終わったが、
食器や箸などの「小物系」がなかなかまとまらない。
なにぶんにも、普段こうした荷物の準備はカミさんに任せっぱなしなので、
いつも家族で行っているときの荷物のうち、どれが必要でどれが不要かを
吟味しながら整理するので、我ながら要領が悪い。
やっと準備完了したなぁと思って、じゃあ行ってくるぞと声をかけると
「ヤカン持ったかい?」とカミさん。
「あ、忘れた・・」
「コーヒーも箸も、こんなに持ってっても荷物になるでしょ」
「それもそうだな・・(面倒くさいから、いつもの袋に入ったまんま突っ込んだんだけど)」
そんな調子で結局最後はカミさんに、愛のある荷物チェックを受けた。
さらに、
「空が真っ暗になってきた。雨降るかもしれないよ、大丈夫?」
「焚き火しながら酔っ払って、そのまま外で寝るんじゃないよ。風邪ひくよ。」
「クマに襲われるんじゃないよ。(これはクマさん次第なのでどうにもならないが・・)」
「誰かに連れ去られるんじゃないよ!(これはリアルに脅すなぁ・・気をつけなきゃ。)」
と、娘とカミさんにたくさん心配されて
まるで「はじめてのおつかい」に出かける子どものように家を送り出された。
道中、道路わきにカメラを持って待ち構えるスタッフがいるかな?と注意してみたが
どこにもいなかったので、「はじめてのおつかい」の取材はなかったようだ。
私は料理をつくるのが得意ではないので、夕食は焼肉、朝食はカップラと決めて
途中のスーパーに買い物に寄る。
と、ここでショックが!
私が、カップラーメン界の最高峰と慕う「マルちゃん 麺づくり 担担麺」が店頭になく
やむなく「マルちゃん 麺づくり 鶏ガラ醤油」を手に店を後にした。
それから図書館にも寄って、ひとりでも退屈しないように本を借りる。
その後、途中で激しい通り雨に見舞われたが、幸いキャンプ場に着く前には
カラッとあがり、空もそれなりに明るくなってきた。
3時頃にキャンプ場に到着し、管理棟で受付を済ませ、さっそく設営。
コテージは予約で一杯だが、キャンプサイトは誰もいない。
サイト内に車を乗り入れ、ひとりで過ごす”リビング”をつくる。
これで完了。
なんて簡単なんだと思いながら、いつものとおり設営完了の祝杯をあげる。
そして本を読んでいるうち、4時過ぎにはサンセットショーが始まった。
キャンプ場の背後には、東ヌプカウシヌプリという山が迫っているため
日が暮れるのも早い。
薄暗くなってきたので、ひとり焼肉の準備を始め
5時頃から1時間、ワインをやりながら肉を味わう。
自分の食べる分を自分のペースでゆっくり焼く。
味気ないといえば味気ないが、はるか遠くにポツンポツンと見える
街の灯りを見ながらの夕食は、まったりとして味わい深かった。
夕食を終えてから、お楽しみの焚き火タイム。
タップリと持ってきた薪をくべて、2時間あまりひたすら焚き火を見つめて過ごす。
オレンジ色の月がぽっかりと浮かんでいる。
そうしているうちに、ワインが効いてきたのか8時半頃には眠気が襲ってきた。
「外で寝るんじゃないよ!」というカミさんと娘の顔が浮かび、
眠気に逆らわず素直に車の中へ。
早くに眠りに就いたため、翌朝は5時過ぎに目が覚めた。
あいにくサンライズショーは見られず、辺りには霧が立ち込めている。
朝の焚き火タイムを楽しみながら、
カップラを食べ、コーヒーを飲み、本を読む。
朝もたっぷりと3時間近く燃やし続けた。
簡単に設営したリビングは撤収も簡単に終わり、キャンプ場を後にする。
東ヌプカウシヌプリの姿は霧に包まれたまま。
朝日に照らされた姿は次回の楽しみに取っておこう。
付近の牧草地では紅葉をバックに、牛が草を食んでいる。
あ~のどかだな。秋が深まっているなぁと、
ひとり静かに今シーズンのキャンプ納めを決めた。
前週の札内川園地バンガローで
電気ストーブの暖かさを味わってしまった我が家。
でも、やっぱりテントを張る楽しみは別物だ。
じゃあ、両方いいとこ取りで、電源付オートサイトのあるキャンプ場にしようと、
網走のてんとらんどに行くことに決めた。
10月に入ると、営業しているキャンプ場も限られてくる。
ましてや、電源付オート限定となると、なおさらだ。
まず頭に浮かんだのは丸瀬布だったが、今回は行ったことのないところが
いいなぁという思いもあった。
出発日の早朝、いつものように爺さんタイムに起きたが、いまだ目的地は
決まっておらず、朝から、ネットで天気予報をチェックしながら場所探し。
いろいろ見ているうち、てんとらんどが10月18日まで営業しているのが
わかった。
キャンピングガイドでは9月末までとなっているが、まあ、念のため
出発前に予約の電話を入れれば間違いないだろうと、行き先決定。
遊具が充実していて、眺めもいいようだし、10月に入ると割引料金設定で、
ハイシーズンの半額程度で利用できるというのが決定打だった。
車に荷物を積み終え、てんとランドに電話。
「キャンプの予約をお願いします。」
「ロッジの利用ですね?」
「いえ、テントを張りますよ。」
「えっ!?テントサイトは9月末で終わってるんですよ。」
「えっ!? もう、すっかりそこに行くつもりで準備も終えて、あとは出発するだけなんです。」
「・・・テントですか。寒いですよ・・・」
「大丈夫です!平気ですよ。」
「わかりました。お待ちしてます。」
「ありがとうございます!!」
というわけで、宿営地を確保し家を出発。
今年はレイクサイドパークのとろに2回行っているので、
網走方面への道は走り慣れた通勤路のようだ。
途中、車の中で昼食をとりながら、1時過ぎにはキャンプ場に到着。
管理棟のあるところから見える景色は、さすがにいい眺めだ。
秀峰・斜里岳をはじめ、知床連山が一望でき、海も見える。
受付を済ませ、さっそくサイトへ。
ただ、キャンプサイトはだんだんと下へ下っていくので、
サイトに入ると、さっきの景色の見え方が、やや変わってくる。
場内のトイレ・炊事場や、場外の住宅などの建物が間近に目に入り、
さらに場所によっては植栽が眺望を遮るため、じっくりと設営場所を選ぶ。
結局、斜里岳が邪魔されることなくキレイに見えて、
左手のほうには海が開けて見える、P5サイトに張ることにした。
設営を終え、MTBを借りて場内を1周。
ロッジのあるエリアへ行くと、また景色が変わってきた。
芝の向こうには森と山と海。
こちらは、テントサイトより、もっと丁寧に眺望が計算されている感じ。
こっちの芝の上にテント張りたいなぁと思いつつ、遊具広場へ。
ローラー滑り台や、ふわふわドームなど盛りだくさんで、
娘も一段とテンションアップ↑
さっそくドームでジャンプ!ジャンプ! コテン。
遊具広場で遊び終えたら、予報どおりに雨が降ってきた。
急いでMTBを返しに行き、テントに戻る。
テントでまったりと過ごしてから夕食を終え、
お楽しみの遊びタイム。
ここは、管理棟の中にミニ体育館のようなスペースがあり、
卓球にビリヤード、バドミントン、ボール遊びができる。
日没が早く、冷え込みが厳しくなるこの季節には
こうした屋内施設があるのは大きな魅力だ。
キャンプ場は我が家の貸切だったので、ミニ体育館も貸切。
夜9時45分まで使えるので、寝る間際までたっぷり遊んだ。
こうして雨の夜でも退屈することなく充実した夜を過ごせて、
ちょっと贅沢な気分を味わった感じで大満足だった。
夜は雨に加えて風も強く、寝ているときもバタッ、バタッとテントを風が
叩く音が聞こえてきたが、寝る前に運動をしたおかげもあって、ぐっすりと
安眠できた。
翌朝目覚めると、まだ風は強いものの雨はやんでいた。
雨上がりに日に照らされたアスファルトや芝が、艶やかに見える。
起きた時間は、やはり爺さんタイムだったので、カミさんと娘はまだ眠りの中、
1人で場内をゆっくりと散歩。
遅めの朝食をとってから、今度は前日行った遊具広場とは反対方向の
森の中にある遊具広場へ行ってみることに。
森を抜けてみると、カラフルで立派な遊具が目に入ってくる。
娘の大好きなターザンロープも、一段とゴージャスなつくり。
ロープというよりレールという感じで、しかも乗り終えたら、
また乗る位置まで電動で運んでくれる感動モノだ。
さっそく娘と一緒にカミさんも挑戦。
とても乗りやすく、大人も子どもも一緒に楽しめる素晴らしいモノだった。
ひととおり遊んでからセンターハウスへ行ってみると、
こっちには幼児向けの遊戯室があり、小さな子やお母さんたちで賑わっている。
チラッと見て移動しようと思ったら、結構な勢いで雨が降り出した。
雨宿りを兼ねて、娘に遊戯室で遊ぶのを勧めたら、最初は「幼児向けでショ・・」と
恥ずかしがっていたが、思いのほか雨がなかなかやまず、そのうち遊びだした。
1時間近く足止めを食っただろうか、やっと雨がやんだので
また森を抜けてサイトへ戻った。
昼食を終えたら、また娘がミニ体育館で遊びたがっている。
よほど気に入ったようだ。
卓球などまたひととおり楽しんでから、汗を流しに温泉へ。
今回もホテル網走湖荘で入浴。
サッパリとしたところでキャンプ場へ戻り、
夕食に鍋を味わう。
やっぱりこの季節は鍋が美味い。
温泉と鍋で身体の芯から温まったところで、焚き火タイム。
星もキレイに見える。
寝る前には電気ストーブをつけた前室でふたたびあったまり、快適な眠りへ。
このちょっとした温まる時間があると、この時期でも寒さの感じ方がずいぶんと違う。
翌朝、やはりまたまた爺さんタイムに起床。
テントの外に出てみると、ちょうど日の出直前の朝焼けだ。
山の稜線もキレイに見えてこれはラッキーと、カメラ片手に散歩しながら
写真を撮りまくる。
テントサイトは前日同様に我が家の貸切。
ロッジは5、6組くらいの利用があったようだが、夜もとても静かだった。
時おり雲が流れていくが、この日も朝から天気に恵まれ
テントもスッキリと乾いていった。
撤収を終えた帰り道、キャンプ場近くにあるフラワーガーデン「はな・てんと」へ
寄ってみた。
花は8月下旬~10月上旬が見ごろということで、鮮やかな色で咲き誇っていた。
と、ここで 突然ながら、我が家の新しいマスコットを紹介。
その名も、寿留女(するめ)イカちゃん!
白糠町にある道の駅恋問(こいとい)限定のキャラクターで、娘の最近のお気に入り。
これでメルちゃんの出番は激減するかも。
9月最後の週末。
強風と低温というダブルパンチの天気予報を見た我が家は
バンガロー泊をしに札内川園地へと向かった。
いつものように、前日のうちに荷物を準備をしていたカミさんであったが
当日、朝起きてみると体調が今ひとつとのこと。
このトリプルパンチの中、テント泊は厳しいものがあるので
バンガロー泊にした。
トリプルパンチでも、キャンプ自体を中止としないのが我が家らしいか(^^;)
家を出発して1時間ほどでキャンプ場に到着。
今回はタープも持って来ていないので、
バンガローの中に荷物を運び入れ、寝床をつくると
あっという間に設営完了。
簡単に昼食を済ませ、場内を散歩することに。
カミさんは、中でのんびり休んでるというので
娘を誘ったら、娘もカミさんと一緒にまったりするとのこと。
結局、私一人で散歩に出発。
携帯をもって出かけようとしたら、何とここは圏外だった(我が家のはau)。
車で走行中の山の中ならともかく、こうして滞在する場所で
圏外というのは、いったいいつ以来だろうか。
不思議な開放感を感じつつも、ここに来ていることは我が家自身しか知らないので、
他の誰も、我が家とまったく連絡が取れないことになっている状況に、
こういう場所に来るときは、実家くらいには連絡しておいたほうがよいかとも思う。
場内は、週末とはいえ昼を過ぎたばかりだからか
バンガローもテントも、我が家のほかには誰もいない。
バンガローエリアからキャンプサイトへとつながるつり橋を渡ったら
どどーん。
と大きく視界が開けてくる。
炊事場とトイレがなければ、駐車場かな?と思わせるような
だだっ広いサイトだ。
「どーぞ。どこでも好きなとこに張っていいわよ。あなたのいいようにして。」
とでも言わんばかりだ。
こーいう場合だと、逆に困ってしまう。
「いやーさっき着いたばっかりだし、まだ君(サイト)のことよく知らないし・・・」
「いーから、早くしてっ。男でしょ!張るのか張らないのかハッキリしてよ。」
「いや~、そんないきなりテント張れ、テント張れと言われても。最近トシだし・・・(^^;)」
「なに?私に恥かかせる気なの?」
と責められそうな気がしたので、次にテントを張るときはこのあたりにすると
サイトと約束してきた。
だだっ広く見えるサイトでも、炊事場とトイレ周辺の端っこに行けば
川のほとりの芝生や林間スペースに張ることができる。
そうすれば清流札内川が目の前に。
サイトの隅には大量の薪が放置されている。
自由に使っていいそうだが、そのままでは焚き火台で燃やすには大きすぎる。
ダイナミックにキャンプファイヤでもしたいところだ。
サイトを一周し終え、今度はレストハウス方面へ歩いてみる。
途中の橋の上からはこんな景色も見える。
レストハウス周辺の林間広場には心地よい陽が差し込んでくる。
ビニール袋をもって下を見ながら歩いている人を見かけたが、
胡桃を拾っているのかと思ったら、きのこを探しているそうだ。
そんな人たちも含め、あたりに常時10人くらいは人がいたが、
週末の割には静かな感じがする。
レストハウスも今は無料休憩所となっていて閑散としている。
(受付・管理棟のほうで新たなレストランが営業している。)
20年ほど前に遊びに来ていた頃は、ジンギスカンを楽しむグループや家族連れで、
賑やかだった記憶があるが、あの賑わいは一体どこへ行ったのだろう。
夏でもなく、紅葉でもなく、時期が中途半端だからかな?
レストハウスの奥には遊具広場がある。
滑り台がついた、木製で大きなつくりの遊具の上から見下ろすと
ターザンロープなどほかの遊具たちも見える。
娘を連れてくれば喜ぶだろうなぁと思いつつも、今は私一人。
近くでは、若いカップルがはしゃぎながら遊んでいる。
キャンプ仕様の防寒装備で、ジャンパーを着込みニット帽を深くかぶったオジさん(私)が
一人で遊具のそばをウロウロしながら写真を撮っていると、まるで不審者のようだ。
若いカップルは早々に退散してしまった。
悪いことをしちゃったかなぁと思いつつ、次の被害者を出さないように
バンガローへ一旦戻った。
まったりしている娘に、撮ってきた遊具の写真を見せると
「行くっ!!」と即答。
よーし、タップリ心行くまで遊ぶんだぞ、娘よ。
日が暮れる少し前にバンガローへ戻り、場内で薪拾い。
相変わらずテントサイトは無人のままだったが、バンガローには
2家族のグループがやってきた。
この山奥だと貸切は寂しすぎる。
程よく人の気配があって、ちょうどよかったかもしれない。
日中は結構な風が吹いていたが、キャンプ場自体は周りを山に囲まれているためか
「上のほうで吹いてるな」という程度で、それほどひどく感じなかった。
そして夜は風もやんでさらに穏やか。
夕食もバンガロー内で軽く済ませ、いよいよ1ヶ月ぶりの焚き火タイム。
ここは、それぞれのバンガローに専用の炉があるので、
焚き火台を使わずに炉で燃やしまくった。
ところが、最初のうちは豪快に燃えていたのでよかったが、
深めの立派な炉のため、炎が小さくなってくると、
上のほうのちょっとだけしか見えなくなってしまう。
そうしてるうちに、ドリフの加トちゃんの往年のギャグ「チョッとだけよ」を
ふと思い出してしまった。
炎が小さくなってくると、焚き火が私を挑発してくる。
チャッチャラチャッチャ♪チャッチャッチャ♪チャッチャラチャッチャ♪チャッチャッチャ♪
チャ~~チャララ~ラララ~♪「チョッとだけよ~。アンタも好きねぇ。」
そうさ好きだよ!焚き火が好きなんだよぉー!
とムキになって薪をくべる私。
そうやって
豪快な炎 → 小さくなって → 加トちゃん → 薪をくべる → 豪快な炎
→ 小さくなって → 加トちゃん → 薪をくべる → 豪快な炎 ・・・・・・
ということを繰り返していた。
夜空を見上げてみると、星がきれいに見える。
周囲に街の灯りはなく、漆黒の闇。
バンガローエリアでは樹木の葉が若干邪魔になる感もあったので、
眠りにつく前に、キャンプサイトのほうへ星空鑑賞がてらに散歩。
冷えた身体で風邪をひかないようにと、電気ストーブをつけて
早めにシュラフにもぐりこんだ。
翌朝目覚めて外に出てみると、キリッと冷えた空気が頬を引き締める。
さっそく朝の焚き火タイム。
しばらく一人で焚き火にあたっていたら、カミさんと娘が起きてきた。
さわやかな陽射しの中、ゆっくりと朝食をとる。
朝食後は、撤収というほどの作業もないし、あとは1時間くらいで
家に着くだけなので、せっかくだから、キャンプ場のさらに奥の方へ
車で出かけて見ることにした。
静内までつながるはずだった道路を奥へ進むと、札内川ダムに到着。
こりゃまた高~い!
車を停めて、ダムの上をゆっくりと歩く。
あたりには、ものすごい数のツバメがいて、
ダムの上をビュンビュンと飛び交っていた。
あまりの数のツバメにいささかゲンナリした我が家は、
気を取り直して十勝野フロマージュのジェラートを食べに行くことにした。
ここのバニラメキシコが私のお気に入りだ。
店舗前からは日高の山並みが遠くに見える。
ジェラートを食べ終えたら、すっかり昼時を過ぎていた。
この時間なら混雑も落ち着いているかもしれないと、
ジンギスカンの白樺へ行くことに。
私は何度も行っているが、思えばカミさんを連れて行ったことがなかった。
初めてということもあり、豪快に腹いっぱい食べさせたくて5人前を注文。
最初は、なかなか減らないなぁとも思っていたが、
パクパクと食べ進むうちに、ペロッっと完食した。
やっぱり、ジンギスカンと焚き火は「チョッとだけよ~」では、いけないのだ。
9月の3連休。
あたたかなキャンプができるのも、あとわずかだと思うと、
ちょっと足を伸ばしてみたくなった。
目指すは、日高山脈の向こう。新冠町だ。
この日も朝5時前に目が覚め、キャンプ出発の朝恒例の早起き爺さんモード。
熱いコーヒーをすすりながら、ゆっくりと新聞を読む。
カミさんが起きてきてから車に荷物を積み込み、準備完了。
なかなか目覚めない娘をやっとのことで起こして、8時過ぎに家を出発し、
天馬街道を抜けて走り続け、昼前にはキャンプ場へ到着した。
受付を済ませ、キャンプサイトへ向かおうと前を見ると、急勾配の坂道が目前に迫る。
坂を上りきって後ろを振り返ると、こんな感じ。
右手前の赤い屋根が管理棟。その左が野外ステージと傾斜のある芝生広場。
ステージの向こう側奥に、木製遊具を置いたフラットな芝生広場や、
斜面全体を使った滑り台、噴水などがある。
森の向こうにはわずかにだが海も見え、なかなか見晴らしがいい。
が、サイトはこの高さをピークに、また急な坂を下って行くこととなる。
その斜面をつかって、段々畑のようにテント床が設けられているので、
海の見える斜面とは反対側で設営場所を探す。
結局、斜面の中間辺りの通路際に張ることにした。
このキャンプ場は「オートキャンプ」という感じのつくりではないが、
路上駐車する感覚で車を横付けすることができる。
ただ、上の写真右のように通路に面していないところにもテント床があるので、
こうしたところに張るときは荷物運びも一手間かかることになる。
開けた景色が好みの我が家にとっては、このサイト周辺の眺めには若干物足りなさも
感じていたが、それでも、設営を終えてビールを流し込み、周りを囲む木々を見ていたら
スゥーっと気持ちが和んできた。
昼食を終えてから、遊具のある芝生広場へ行ってみた。
まず目当てにしていたのはリス小屋だったが、残念ながら3年ほど前に
やめてしまったそう。
閉園する冬場の里親の引き受け手がなく、飼育を断念したとのこと。
先週のうらほろのウサギ小屋で大喜びしていたので、今度はリスと戯れようと
楽しみにしていただけに、娘も少しテンションが下がり気味。
気を取り直して木製遊具で遊ぶ。
そこにはターザンロープがあり、小高くつくられた丘には
トンネルや斜面全体を使った滑り台もあるので、娘は十分満足していた。
夕方にはサイトへ戻って夕食タイム。
蒸し暑かったせいか、蚊の群れがしつこくまとわりついてくる。
日中かいた汗を流すため、食後は新冠温泉レ・コードの湯へ。
受付時にくれた割引券をもって出かける。
この温泉が「トゥルットゥル」の湯でとても心地よかった。
「ツルッツル」でも「トロトロ」でもなくて、「トゥルットゥル(^^)」。
浴槽の中で手を動かすと、手に絡みつくような「まろい感じ」の湯。
露天風呂からは新冠の夜景も見えて、1時間があっという間に過ぎる。
キャンプ場へ戻り風呂上りのビールを流し込む。
9月とはいえ、さすがに週末とあって、場内はテント泊が10組くらいはいただろうか。
バンガローは満員御礼状態で、かなり賑やかに宴を楽しむ声も聞こえる。
それでも、幸い我が家のテント周辺は静かで、穏やかに休むことができた。
ただ、キャンプ場の下のほうにある国道を走る車の音が、場内まで結構届いてくる。
遠くから聞こえてくる程度だが、それがなければもっと静かな林間を楽しめるのになぁとも感じる。
翌朝、またまた早起き爺さんモード全開で4時頃には目覚めたが、さすがに早すぎるので
もう一眠りし、5時半頃にテントを抜け出し散歩に出かけた。
先週のうらほろ同様に、このキャンプ場も森の中に散策路が設けられている。
この散策路は、しっかりした地盤に小砂利が敷いてあるので、
足がぬかるんだり沈んだりすることなく、とても歩きやすい。
勾配はアップダウンありでなかなかきついが、朝日を浴びながら
一人静かに、他に誰もいない道を歩き続ける。
散策路の途中にはアスレチック遊具が置かれた広場もある。
娘が遊ぶには難しそうだが、大きな子ならここも楽しめそう。
さらに奥へと向かって歩き続ける。
この先には、夕陽がキレイと評判の判官岬があるのだ。
夕陽がキレイな岬から見下ろす、朝日に照らされた町の景色も
なかなか素晴らしいものだった。
のんびりのんびり歩いてサイトに戻ったら 、カミさんと娘はまだ就寝中。
たくさん歩いて小腹もすいたので、とりあえず一人カップラを食べる。
昨夜コンビニで買出ししたときに調達したマルちゃん麺づくり坦々麺。
初めて食べたがこれがウマイっ!!スープも全部飲み干してしまった。
しばらくしてカミさんたちも起きてきた。
遅めの朝食をとって、娘と遊ぶ。
テント周辺にフラットな芝生はないので、いつものボール遊びはできない。
隣のサイトが空いているのでそのテント床が遊び場だ。
木の枝で地面に絵を描いたり、オニが目をつぶって10数える間にテント床の四隅の
どこかにそーっと移動して、どこに立っているかを当てるゲームをしたりと、
遊ぶフィールドが限られた中で「遊び方」を考えるのも新鮮で楽しかった。
日中、風が強いが相変わらず天気はよく、外でのんびりしていても気持ちがいい。
こうなったら2日目はやっぱり、お楽しみのダッチオーブン大会。
昨年の虹別以来、気がつけば実に1年ぶりのピザと焼きリンゴに挑戦だ!
前回は大満足の出来とまではいかなかったが、あれから炭奉行!?としての
修行を積んできたので、今回の私は一回り大きくなっているはずだ。
といってもウェストのことではない、ダッチオーブン使いとしての技量である!!
(と威張るほどではないが・・・)
まあ、細かいことは気にせず、適当に炭をセットして焼き始める。
ただ炭を眺めているだけでどうしても手持ち無沙汰なので、
やはり「プシュッ!」と、次々に缶が空いていく・・・。グビグビッ。
そして・・・ジャジャーン!
今回はクリスピーっぽくカリカリに焼けた生地に、とろーりチーズのピザ!
それから
シナシナ加減がいい感じの、シナモンの香りも悩ましい焼きリンゴ!
前回の焼きリンゴは「風呂に入って5分くらいの指」のシワ加減だったが、
今回のは・・「風呂に入って30分たった指」のように、いーいシワ加減でしょ?
ホニャっと柔らかくてとても美味しかった!
そんな幸せな昼食タイムを終えて、家族みんなでまったりタイム。
なんとこの日は結局、午後3時過ぎまでずーっとテント周辺で過ごしていた。
それからようやく、そろそろ遊びに行ってみるかと出かけ、朝は私1人で散歩した
散策路をみんなで散歩する。
朝とは反対の方角から光が差し込む中、森の緑を楽しみながら歩を進める。
そして夕焼けにはまだ早いが、十分にキレイな西日が我が家を岬で出迎えてくれた。
景色を堪能した後は、遊具広場でひと遊び。
斜面を使った滑り台はなかなかの急勾配で、スピードも出て
大人でも楽しめるスケール。
娘と一緒に子どもにかえって、何度も何度も斜面を滑り降りる。
気がつけば、私のパンツ(ズボン)の尻の部分は摩擦と砂とで真っ白にこすけていた。
娘も休むことなくハイテンションで滑り続ける。
私は、夕陽を浴びて滑り降りるフォルムに飽きることなくレンズを向けた(親バカ。)。
日も暮れてきて、夕食を食べた後は前日に引き続き新冠温泉へ。
温泉は日替わりで男湯と女湯を入れ替え、洋風⇔和風と若干の趣きの違いを楽しめる。
温泉から戻って娘が寝た後は、カミさんと2人で日本酒を味わう。
テントの張り数は前夜と同じくらいか。
前夜と違って我が家の周囲もテントで囲まれたが、今日も静か。
酔いが回ってきたところでテントに潜り込む。
出発の朝、今日も天気がいい。
汗ばみながら片づけを進め、恒例の撤収後のサイトで記念撮影。
キャンプ場を後にして我が家へ帰る道中、「きっと利用することのない」キャンプ場の
下見をすることに。
何年か前にもここに寄った気がするが、あらためてじっくりと観察。
うーん、やっぱり来ることはないだろうなぁ・・。
とりあえず、せっかくだから遊具で遊んでいくか。
ちょっと寄り道してから、ふたたび家へ向けて車を走らせた。
のとろの後、週末のたびに崩れがちな天気だったこともあり
キャンプに行っていなかった我が家。
そろそろキャンプ行きたい指数が上がってきていた。
しかしこの週末も土曜の夜から崩れる予報。
どうする? いや、もう待てない。
この際、雨が降ろうが槍が降ろうが 行くったら行くのだ。
遊びに行くと決めているときはホントに目覚めが良い。
いや良すぎるかもしれない。
いくらなんでも早朝3時半に目が覚めなくてもよいのに。
またもや早起き爺さんモード全開だ。
天気予報が変わっているのを期待しつつ確認したら、
やはり崩れそうな気配。
朝早くから、キャンピングガイドとネットの情報で場所選びに没頭。
雨が降るのならオートのほうが撤収が楽だし、近場のほうが帰ってからの
後片付けも楽だろうと、うらほろ森林公園キャンプ場へ行くことに決めた。
場所が決まって外を見たら、うろこ雲が朝日に照らされていた。
気持ちの良い朝だ。若干眠いが。
と、娘が起きてきた。
続いて起きてきたカミさんが「喉が痛~い。声出ない・・・」と。
「今日行くのやめとくか?」と私。
「いや、とりあえず朝イチで病院行ってくるから、その間に積み込んどいて」とカミさん。
そんなわけで、娘と2人で荷物を積み終え、庭で遊んでいたらカミさんが帰ってきた。
「どうだった?」
「うん、薬ももらったし大丈夫。喉以外はなんでもないから」
「ホントか?『喉はたいしたことないけれど、病院のあとキャンプに行くなんて、キャンプ
行きたい病は重症ですな』とか言われなかったか?」
「それはない。」
なにはともあれ、10時過ぎには自宅を出て、1時間ほどでキャンプ場へ着いた。
相変わらず天気はよく、とても暑い。
ペグの刺さりも軽やかに設営を終え、昼食を済ませたら
まずは、まったりタイム。
ビールもグビグビっと喉を流れていい気分。
上機嫌で自分の足を写す。
陽射しが眩しい。
カミさんは薬が効いてきたのと疲れもあって、一休みタイム。
私は娘と一緒に遊具コーナーへ出かける。
このカラフルな遊具は、そう大きくはないが複合的に多彩な顔を持ちなかなか楽しい。
遊具で遊んだ後は、ウサギ小屋を覗きに行く。
大きいのから小さいのまでた~くさんいて、これまたかわいい。
そのあたりの草をむしってあげると、みんな競い合うように
食いついてくる。
「うぉ~っ腹減ったぁ。それは俺のエサだぁー!」
「いいえ、私のよっ。いくらあなたのこと愛していても、これだけは譲れないっ!」
「ほほおー2人とも若いですなぁ。そんなにガツガツしなさんな。ここは一番年寄りの私に譲ってはどうかね?」
「うわぁーん(泣)じいちゃーん。それは僕が食べたいでちゅ~」
(ウサギの気持ちになって書いてみました)
と、こんなやりとりを想像させるほど激しく、
中には、ウサギなのに馬乗りになりそうな体勢で争っていた。
娘はウサギへのエサやりをとても楽しんでいて、結局1時間ほどずっと繰り返していたが、
そんなウサギたちを見ていたら、なんだか小腹が空いてきたこともあり、
サイトへ戻っておやつタイム。
今日のおやつは
簡単便利、コンロであぶってつくるポップコーン!
ところでこのポップコーン、なぜに「ジャズ」なのか?
(ちなみに「サカ」というのは販売会社の名前だ)
ポップときてジャズ?
ならばロックやソウルや、ましてやフォークやヒップホップはどうなる?
まあそんなムダ話はこの辺にして、
コンロであぶること数分。
ポンッ!ポコッ!ポンッ!ポコッ!ポンッポンッ!
はじける音の中に「ジャズ」の答えがあるのではと期待してみた・・・。
結局そのときは何も気づかなかったが、こうして音を文章にしてみると、
この音は「タヌキの太鼓」の音ではないか。
またまたそんなムダ話はこの辺にして。
できたできた。膨らんだ。
ポップコーンをつまみながらビールを流し込むと、なんだか眠気が襲ってきた。
今朝3時半に目覚めたせいか、不覚にも昼寝タイムに入ってしまった。
ZZZZZZZ・・・・ZZZZZZZ・・・・
目が覚めると、もう夕暮れの時間。
娘はすっかりご機嫌ななめかと思いきや、カミさんとまたウサギ小屋に行って
楽しんでいたようだ。
夕食前に娘と散歩に行く。
オートサイトの端から展望台に続く木道がある。
これがなかなか急な道だが、5分から10分くらい歩いただろうか
展望台に到着。
森の向こうに浦幌の街が見える。
辺りはすでに薄暗くなって来ていたが、森の中を歩くのは気持ちがいい。
サイトに戻って夕食を済ませたら、もう真っ暗。
ミストサウナのように細かい霧が舞い降りてきていたので
焚き火を我慢していたら、昼寝したはずなのに、猛烈に眠い。
娘とカミさんも眠かったようで、いつもより早く眠ってしまった。
オートサイトは、結局この日は3組の利用でとても静か。
キャンピングガイドに書いてあった「就寝時の音→国道38号の車の通行音」というのも
まったく聴こえず、心地よく眠ることができた。
また、この日は今年のキャンプで一番暖かな夜だった。
7月や8月のキャンプよりも、緩やかな空気が嬉しかった。
オートサイトは左右を森に挟まれるような形になっているため、風の影響が少ないのも
良いのかもしれない。
翌朝目覚めても、まだ雨は本降りになっていなかった。
気温も相変わらず高めでTシャツで十分。
朝食をとり終えたら、雨が降らぬうちにと、早めの撤収。
ここのオートサイトは整然としすぎず、適度にダラーンとしていていい感じ。
トイレや炊事場もキレイに清掃が行き届いていて、とても使いやすい。
また一つ、近場にお気に入りのスポットができてよかった。
そんな満足感の中、まだ雨が降らないのでもうひと遊び。
娘とカミさんは、またまたウサギ小屋に直行。
私は一人で場内を散策。
フリーサイトはバンガローに囲まれているのだが、それを抜けると
なかなかいい雰囲気。
場内には落ち葉も目立ち、だんだんと秋が深まってゆくのを感じる。
フリーサイトの奥はパークゴルフコースになっていて
こんな森の中の奥の斜面にもホールがある。
ここの森はなんだか、気持ちがいい。
霧でしっとりと濡れているせいなのか
一人ゆっくりと歩を進める。
と、「パパ~!ウサギにエサあげないのかぁーい!?」と娘の呼ぶ声が。
どれどれ、またウサギの馬乗りを見るとするか。
ひとしきりウサギと遊んだら、またまた遊びスポットを発見。
昨日のぼった展望台への道とはまた別に、管理棟の裏手から山の上のほうに上る道が。
この森林公園は、あちこちにこうした木道があるようだ。
しかもこの木道の上には、アスレチック遊具が見える。
娘も興味津々になってきた。
一つやってみては、上へ登り、また一つやってみては上へと繰り返す。
山の斜面を上手に使ってコースレイアウトされている。
こんな心地よい森があるのに行かないのはもったいない。
こうした仕掛けがあると動機付けになって楽しめて、
飽きずに山を登ることができる。
カムイの杜で見たのと同じような遊具がここにも。
さっそく娘と電話遊び。
さらに進むと、どんどん上へ上がっていく。
さっき遊んでいた遊具が、あんなに下に見える。
さらに進むと、こんどは吊り橋も見えてきた。
最後にして最大の難関が私に挑戦状を叩きつけてきた。
もう何度も言うが、私は高いところが苦手なのだ。
レバ刺しは大好き。だけど焼いたレバーは苦手。
だが、その焼いたレバー以上に苦手なのが高いところなのだ。
しかし、ここでひるむわけには行かない。
「パパ~。パパはやめとけば~(笑)」とカミさん。
娘も「そうだ~。パパはやめといたほうがいいんじゃない~(笑)」
「いーや。大丈夫だ!ぜんぜん大丈夫っ!」
カミさんを先頭に、続いて娘。
そして最後尾を私が慎重に歩く。
思った以上に高度は高く、そして手すりは低い・・。
自ずと姿勢も低くなり、気がつけば爺さんのように腰が曲がった私がいた。
こうして、朝3時半起床という爺さんタイムから始まったキャンプは、
最後も爺さんモードで締めくくられたのだった。
夏休み最後の週末。
今年も甥っ子たち家族と合同キャンプに出かけることにした。
今回は爺ちゃん婆ちゃんも一緒なので広いオートサイトを確保しようと
先月も行ったレイクサイドパークのとろキャンプ場を予約した。
前回は天気に恵まれなかったため、今度こそは晴天を!と祈りつつ自宅を出発。
途中で待ち合わせて、3台連なって網走を目指す。
いつものキャンプより大勢で出かけることに娘もテンションが上がっている。
ちょうど昼頃にキャンプ場に到着すると、多少雲はかかっているものの十分に晴れている。
車の中にぶら下げていた「てるてる坊主」が効いた!
受付を済ませ早速設営を始める。
前回張ったA-8サイトと、その隣のA-10サイトを予約しており、
テント3つとタープを1つ張ってもまだまだ余裕があり、軽くあと5つは
張れるくらい、もう十分すぎるほどの広さ。
そしてここからは眺望を邪魔するものは何もなく、湖畔を貸切の気分だ。
相変わらずフカフカの心地よい芝生も健在で、甥っ子も
その足が沈むほどの柔らかさに驚いている。
と、設営も完了して昼食を食べ終えた頃、雲行きが怪しくなってきた。
雲がどんどん流れてきて、ポツポツと雨が降り始めた。
風も吹いてきたのでひとまずタープに避難して、みんなでまったり過ごす。
幸い雨もすぐあがったので、みんなでキャンプ場に隣接するパークゴルフ場へ。
甥っ子とプレイしているためか、娘も飽きずに一気に27ホール周った。
子どもたちは「パカッ。パカツ。」と打っては、「スタスタッ」と駆けて行き、
とても楽しそうにしている。
サイトに戻ると、夕暮れ時となっていた。
雲はかかっていたが、それでもその隙間からきれいなオレンジ色の帯を
見せてくれた。
夕陽を楽しんだ後は、合同キャンプ恒例の焼肉大会。
今回も義兄は、ほっぺたがとろけるほどの高級セレブ肉をふるまってくれた。
炭があっという間に燃え尽きてしまうのではないかと思うほどの強風の中、
肉の美味さでトローンとゆるんだ顔が、吹きつける風でキュッと締めつけられる。
焼肉を終え、風を避けるためタープにこもってワインを飲みながらまったりと過ごした。
翌朝目覚めると、雲はあるが、青空は見えている。
朝食を済ませたら、みんなでアサリの潮干狩りへ。
我が家は、前回の潮干狩りで使ったシャベルを今回は忘れてしまい、
娘のキティちゃんシャベルと熊手を使って夢中で探す。
昼前まで2時間あまりの間没頭し、十分な量を確保。
前回やったときより大物もチラホラ。
昼食を終えてから、午後をどう過ごすかみんなで相談。
「車で近郊を観光」、「ふたたびパークゴルフ」などの案もあったが
結局、それぞれ自由にのんびり過ごすことになった。
私も潮干狩りの頑張りすぎで相当足腰に疲れが来ていたので、
イスに深くもたれてボーっと空を見上げる。
相変わらず風が強烈に吹きつけていたので、テントのフラップを見ていても飽きない。
風を受けてブワッと膨らんだり、クシャッと潰れたり、刻々とその姿を変える。
連泊キャンプならではの中日のダラダラを楽しんだ後は、
これまた連泊キャンプならではのダッチオーブン大会。
普段の我が家の1泊キャンプでは、こうしたダラダラやダッチオーブンを
する時間がなかなかとれないのだ。
まずは、おやつのバナナケーキを2回焼き、翌日の朝食用のパンを3回焼く。
そして最後は、夕食用のタンドリーチキンを焼いて終了。
2時間くらいずっと炭の番兵をしていた。
最初はなかなか炭加減もうまくいかなかったが、途中から何とかなってくると
楽しくなってきた。
鍋奉行ならぬ炭奉行?としての役目を果たし終える頃、陽が傾いてきた。
水面にはすでに黄金色が広がっていて、昨日以上にキレイな夕陽の予感。
と、この頃には風も静まっていて、周りに蚊がまとわりついてきた。
これぞ蚊だ!というような大きくたくましい姿で、手ごわい感じ。
虫除けスプレーに団扇で撃退しつつ、夕食前にひとときのサンセットショーを楽しむ。
すばらしい夕暮れを味わうことができた。
夕食には、ダッチで焼いたタンドリーチキンのほか、採れたての
アサリをつかったクラムチャウダーに舌鼓を打つ。
いいダシが出ていてコクもありとても美味い。
夕食を終えたら、みんなで温泉ホテル網走湖荘へ。
スッキリと汗を流してからキャンプ場へ戻る。
日中のまったりモードが残っているのか、ビールをスカスカっと飲んだら
思ったより早く眠気がきてしまった。
翌朝は4時半に目覚めた。
テントを出てみると、空にはmorningmoonが。
寒いなぁ~と思いつつも、イスを出して何もせずボーっと過ごす。
太陽の光が射してきた頃、芝生を見ると朝露がビッシリ。
空にはうろこ雲。
もうすっかり秋の気配が。
そのうちみんなも起きてきて、昨日焼いたパンを中心とした朝食を楽しむ。
朝食を終えると撤収の時間が。
風は強かったものの今回は天気にも恵まれ
去りがたいような充実感を感じつつ、のとろを後にした。
北海道の夏は短い。
暑い暑いと言っていられるのも今のうち。
ならば、燃えるような恋のような!?熱いキャンプをしたい!!
夏といえば海!恋といえば海!熱いといえば海だぁ~っ!!
海といっても我が家の近場の海では海水浴はできない。
2連泊するつもりだったので、道東人の憧れ、遥か遠く日本海を目指すことにした。
お盆前だが週末なので相当混雑するだろうと思い、オートサイトを確保できる
キャンプ場をチェック。
望洋台キャンプ場で、オーシャンフロントのサイトが幸い空いていた。
荷物を詰め込み、自宅を7時半過ぎに出発。朝から相当に暑かった。
が、狩勝峠を越え、ひたすら走り続けるにつれ、だんだんと空がどんより曇り始めた。
「晴れてほしいなぁ・・」と祈りつつ、車を走らせる。
と、芦別を抜けて深川の街へ下りる手前で面白いものを発見。
戸外炉峠(ととろとうげ)と呼ばれる場所で、展望広場に駐車場、トイレが
整備されている。
ここからは深川の市街地や田園風景が見下ろせ、なかなかの景色。
夜景もきれいらしい。
その「ととろ峠」の一角に「ねこバス」があった。
娘も大喜びで記念撮影。
曇り空を吹き飛ばすテンションで、再び車を走らせる。
我が家みんなの祈りが天に通じたのか、キャンプ場を目前にして
海岸線に出るところでスカーッと晴れてきた。
ちょうど正午頃に到着し、管理棟で手続きを済ませてサイトへ。
我が家はオートの一番端の9番サイトに設営。
目の前には海と空と雲だけ。
視界を遮る人工物ががまったくなく、ホントに素晴らしい眺め。
やや風が強く吹いていたが、設営に支障のあるほどではなく、無事終了。
さっそく昼食をとる。
「こんな景色を見ながらのランチなんて、なんて贅沢なんだろ」と言いながら
ソーメンをすする。
ザ・オーシャンビュー・ソーメンだ。最高に美味かった。
昼食を終えたら、場内の散歩。
オートに隣接するフリーサイト兼多目的広場には展望塔がある。
そこからのフリーサイトの眺め↓。(奥は我が家が張ったオートサイト)
夕方にはもう少しテントは増えたが、それでもフリーサイトはまだまだ余裕があった。
オートは満員御礼。
反対側を見下ろすと、羽幌方面への海岸線がきれいに見える↓。
このキャンプ場はいくつかのエリアに分かれていて、
我が家のオートサイトのほかにも、バンガローにぐるっと囲まれた
オートサイトもある。
囲まれたといっても、そう圧迫感もなく、写真のようにここからもキレイに
海が見渡せる↓。
このほかにも別なエリアにバンガローやフリーサイトがあり、結構な収容数だ。
遊具コーナーは残念ながら使用不可となっていたが、多目的広場でずーっと
娘とサッカーをして遊んでいたので飽きることはなかった。
札幌から来たという、娘と同い年の人懐っこい男の子もやってきて
一緒に楽しく遊んだ。
日暮れ前に遊びを切り上げ夕食タイム。
今度はサンセットディナーだ。
夕陽に染まる海を眺めた後は、しばしの花火タイム。
日中から吹いている風がなかなか収まらず、焚き火は断念。
星空を見上げてから眠りに就いた。
翌朝目覚めると、今日もいい天気。
あまりの心地よさに、恒例のメルのバンザイが見られた。
せっかく日本海に来たのだから、今日は海水浴だ。
キャンプ場直下の海岸でも遊んでいるファミリーはいるが、
ホントは遊泳禁止場所だそう。
臼谷と鬼鹿という2箇所の海水浴場が近場にあり、管理人さんのお勧めは
鬼鹿ということでさっそく車で「おにしかツインビーチ」へ。
「うわぁっ!!」
やはり夏休みの週末。ものすごい混みよう。
この写真のエリアだけでなく、隣接する砂浜エリアにもびっしりと
テントが並んでいた。
この「ツインビーチ」の由来は、海がしけているときでも安心して遊べる
防波堤に囲まれた「クローズドビーチ」と、自然の景観が楽しめる「オープンビーチ」
の2つで構成されているからとのこと。
我が家は迷わずオープンビーチへ。
風のせいもあってやや水は冷たく感じたが、浮き輪遊び、砂遊びに
磯ガニやヤドカリ採りと、夏休み気分を満喫。
テントで寝るときは静か~なほうがいいけど、日中遊ぶときは
こうして賑やかなほうが夏らしくていいもんだなぁと家族一同満足。
夕方、キャンプ場へ戻りひと休み。
海の日焼けは恐るべし。
今まで何度も焼いてきた腕や顔は平気だったが、
今回初めてといっていい足の焼け方が尋常でない。
膝の上からすねまで、真っ赤っかに焼けてヒリヒリする。
まったりする私を横目に、娘はシャボン玉タイム。
それから、潮を洗い流すのにキャンプ場のすぐそばにある光明石温泉ゆったり館へ。
日焼け肌が強烈にしみる。
露天はないがサウナもあり、心身ともにスッキリとリフレッシュ。
サイトへ戻ると、今日もサンセットショーが見られそうな感じ。
今日はフリーサイトもほとんどテントはなく、ライダーを中心に数張りのみ。
夕陽に照らされる展望塔が見える。
だんだん陽が落ちてきた。
もうすぐ見えなくなる。
見えなくなった~。
今日は最後の夜。
星を見ながら焚き火をしたいなぁと火をつける。
が、風が強く吹きつける。
さっきよりずっと強くなったような・・。
最初に入れた薪だけで速攻終了。
娘はすでに寝ていたので、
その後は、カミさんとまったりワインを飲みながら過ごす。
遠い漁火と星を見ながら、カミさんにプロポーズする (^_^)
「生まれ変わってもまた一緒に暮らそう」
「考えとくわ~っ♪」
死ぬまでにはちゃんと答えてくれるらしい。
死ぬのはどっちが先かは知る由もない。
カミさんが一足先にテントに入った直後、
一人で眠りに就く準備をしていたら、夜空に「キラッ☆スゥーッ」と流れ星が。
「あっ!」と思ったら、また一つ「キラッ☆スゥーッ」と。
3回唱える前に星は消えてしまったが、願いごとを叶えるサインだろうと
都合よく自分で決めてしまった。そんな私は楽天家だ。
朝方だろうか、風はますます強くなり、ティエラちゃん購入後もっとも
強烈な風にさらされたがテントは丈夫で無事に朝を迎えることができた。
素晴らしい夏の日を過ごすことができたという充実感の中、テント前で
まったり海を眺めていたら、眼下を船がゆっくりと通り過ぎていった。
前週の網走キャンプの冷え込みで、すっかり風邪をひいてしまったが、
病院でもらった薬との相性もバッチリで、なんとか週末にはキャンプに
行く体調まで復活した。
こうなったら病み上がり決死隊!?で近場キャンプを決行だぁぁ~っ。
やっぱり近いところは移動がラクである。
家を出たのは11時過ぎ。
それでも現地には昼には着いた。
このキャンプ場は川沿いに細長く広がる第1サイトと、川を渡った奥に広がる
第2サイトがある。
どちらの雰囲気でもよかったが、この日は第2サイトに張ることにした。
天気もよく場内は穏やか。
サイトは広いが、平らなところを求めるとどうしてもバンガローに近くなる。
喧騒をできるだけ避けたかったので、川に向かって傾斜する手前の
端っこに設営。
先客のファミリーにやや近くなってしまうことが申し訳なかったが、
週末だし、この後ドンドン混雑して他の隙間も埋まってくるのだろうと思っていた。
昼食を食べた後は、少し離れた公園方面へ歩いていく。
遊具やボート池などがあるエリアへは、第2サイトからだと数百mか1kmほど
あるだろうか。
それでも、山の緑を眺めながら歩くと退屈もせず、飽きることはない。
もっとも娘は、「まだぁ?まだぁ着かない??」としきりに聞いてきたが、
やっと目的地点に到着。
まずはゴーカート。
横断歩道や標識まである教習場っぽいコースだ。
フルスロットルで飛ばしたが、途中、交差点で縁石に乗り上げた。
仮免検定であれば失格するところであった・・。
次はボート池に行って、鯉にエサやりを。
エサを持って池の端にたたずんだだけで、寄って来る寄って来る。
それでエサを放ったものなら、こんな光景が。
「うぉぉーっ。そのエサ俺んだぁー!」
「いんやっ。違う。俺んだぁ~。」
「何言ってるのっ(怒)。私のよっ。」
「違いまちゅ。僕のでちゅ。」 (以上、鯉の気持ちになって書いてみました。)
とでも言い合いながら争っているかのように体を重ね合わせてくる。
ちょっとグロデスクで、胸やけがしてきたところでサイトに戻った。
空はすっかり曇ってしまい、少し肌寒くなってきたので
キャンプ場から車で10分かからずに行ける
本別温泉グランドホテルへ行って温泉タイム。
建物の外観は古めかしく見えるが、ここのお風呂はきれいで、
露天風呂も新しくとても気持ちが良い。
男風呂のほうには五右衛門風呂も3つあり、
のんびりボーっとできる。
入浴を終えサイトに戻ったら、テントの数は思ったほど増えておらず、
サイトはまだ十分余裕がある状態。
だが、2棟あるバンガローがいずれも満員御礼状態で
(ここのバンガローは収容人員が16人とか30人とハンパでない)
大宴会が盛大に行なわれていたので、夜も非常に賑やか・・・。
そんな中、夕食を簡単に済ませて、花火&焚き火タイムを楽しむ。
夕方まで曇っていたはずの空から、星が顔を覗かせ気持ちを和ませる。
翌朝目覚めると抜けるような青空。
早朝は冷え込んだものの、朝食をとり終える頃にはすでに汗ばむ
ほどの暑さに。
撤収前に軽く散歩。
サイトのそばには水遊びできそうな川も流れているが、
数日前の雨のため濁っていたので、水遊びはお預け。
特にチェックアウトの時間を気にすることもないし、近場ということもあり
いつも以上にダラダラと朝のひと時を過ごす。
さて、いい加減にそろそろ撤収を始めるかと重い腰を上げる。
メルもいつも以上にまったりして、ポールに寄りかかったりしている。
撤収を終えたところで、また公園に遊びに行く。
快晴の中、ボート漕ぎから。
けっして大きな池ではないが、やはりボートに乗るのは気持ちがいい。
それが終わったら、今度はアスレチック遊具やロング滑り台があるエリアへ。
娘は待ちきれず、遊具が目に入った途端に駆け出す。
娘にはまだまだムズカシイ遊具もあるが、それでもひととおり周った。
たっぷり遊んで気がつけば昼を過ぎていた。
帰る途中で昼食をとることに。
前から気になっていたラーメンと豚丼の店「来来」へ。
暑い日に食べる熱いラーメンもまた美味い。
豚丼もコクのあるタレで、一気に食べきってしまった。
満足のうちに自宅へ向け出発。
あまりの暑さに、家についてから娘は庭でプール遊び。
私はといえば、イスに腰かけまたもやビールをグビッグビッと飲み干す。
おっと、「また飲んでるのっ??」というカミさんの視線が後ろから刺さった。
Author:flow
北海道で暮らす
キャンプが好きな男です
週末は家族とのふれ合いを大切に
ギャンブル・女には目もくれず
酒をそれなりに楽しむ
そんな暮らしを送ってます
リンクは大歓迎ですので
ご自由にお願いします
その際コメントにて
お知らせください